★Made in JAPAN.１つ１つ三重県の工房にて、手作り
　しているスピーカーを製造元から直送致します。


諸元

サイズ：１５６ｍｍ（幅）ｘ９００ｍｍ（高）ｘ１７７ｍｍ（奥行）

使用ユニット：MarkAudio OM-MF5(スピーカーユニットは
　　　　　　　ユーザー様でご用意下さい。)

材質：ラジアタパイン集成材１８ｍｍ/無塗装

その他：バッフル面ユニットフレーム部のザグリ加工、
　　　　取り付けネジ部に鬼目ナット装着済み、スピ
　　　　ーカーターミナルに内配線付きでスピーカー側
　　　　にはファストン端子圧着済みですので、スピー
　　　　カーユニットの端子に刺し込み、ネジ留めする
　　　　だけでスピーカーシステムとして完成するお手
　　　　軽なキットとなっております。

※このエンクロージャーは左右ペアでの価格となります。
※エンクロージャー(箱)のみの販売です。別途スピーカー
　ユニットが必要です。
※ユニット搭載時、付属の木ネジは使用出来ません。ホー
　ムセンターなどでＭ３の首下２５ｍｍ程度のボルトをご
　用意下さいませ。
三重県の工房からハンドメイドスピーカー
を直送しております。アナログからハイレゾ
まで幅広く対応出来るスピーカーです。


Ｍ３鬼目ナット設置済み

使用スピーカーユニット


この本の付録です。もう書店にはないと思い
ます。ヨドバシカメラで予約が可能かも知れ
ません。




たかが付録、されど付録。今回は素晴らしい
出来栄えのユニットです。さすがマークオー
ディオと言う感じです。繊細にして元気な再
生音。中高域は透き通り、それでいて同社に
しては明るく爽やかな表現のPluviaシリーズ
の血を引くユニットですね。
ボイスコイル直結のセンターキャップはドー
ムツイーターの役割をしていて３０KHｚまで
の広域を再生可能にしています。




どんなエンクロージャーにしたのか

(1)ダブルバスレフで低音を伸ばした。

　　高域が３０KHｚまで伸びているので低音も
　　それなりに延ばさないとバランスが良くな
　　いと言う思いからダブルバスレフにて聴感
　　上は４５Hzまで伸ばしたつもりです。PC変
　　更に伴い、スペアナが不能になったために
　　復旧後に計測をしたいと思います。


(2)エンクロージャーの幅を最小限にした。

　　当方のAlpair7用のエンクロージャーも
　　幅を最小限とした事でご好評を頂いて
　　おりますので、このユニットも同社の
　　特徴の音離れがよく、音場も良いと言
　　う再生音を目指しました。


<font color=blue>製作後記

初めに小型バスレフで４．５リッターの箱
を作りました。これがバランスがよく、低
音も口径の割には出ているので、普通の設
定でダブルバスレフを作ればもっと低い方
までしっかり出てくると思っていましたが、
試作１回目は意外にも低音が不足しました。
それから、ユニットの特徴も判明。背圧を
掛けすぎると女性ボーカルがきつい表現に
なる事が分かりました。

試作２号機はそれを考えに入れて、背圧を
軽くする構造、開口の裏側はねじ部以外は
R加工を施し、エアーフローに配慮した構
造とした結果、伸び伸びと鳴らすことが可
能になり、ボーカルもビビッドでいい感じ
です。高域は良く伸び、気持ち良いです。




　　
暑い夏がやって来た。８月は工作マニアの季節
ですでもハッキリ言って暑すぎますね。飛びね
こでも流石にペースダウンしようかなんて・・
全然思っておりません。夏はやっぱり工作です。

今回は名門MarkAudio製の手抜き一切なしの８
ｃｍフルレンジです。個人的感想は初回のSca
nSpeakに肉薄する高性能ぶりだと喜んでいます
。付録でこんな値段で高性能ユニットを出し
くれたマーク・フェンロン氏に感謝しながら頑
張って開発しました。


Ｍ３鬼目ナット設置済み